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知ることで、見え方が変わる
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
すでにお盆休みに入っている方
もいるのではないでしょうか。
お盆は、普段なかなか会えない
家族が集まる機会でもあります。
そんな時間に、少しだけ家族の
「これまで」に目を向けてみる
のはいかがでしょう。
人間関係の原点は、
家族関係にあるとも言われます。
実際、人間関係にストレスを
抱えている方のお話を聞いていると
親との関係にわだかまりを
抱えていることも少なくありません。
親子だからこそ、
「どうしてわかってくれないの」
「なぜそんなことを言うの」
と反発したくなることもあります。
でも、その人がどんな時代に、
どんな環境で生きてきた
のかを知ると、少し見え方が
変わることがあります。
たとえば、戦争を経験した
80代後半から90代の方々。
戦時中や戦後の混乱期を
どう過ごし、何を大切にして
生きてきたのか。
高度経済成長期を生きた
70代の方々にも、何もない
ところから生活を築いてきた
その時代ならではの価値観があります。
私自身、この時期になると
両親から戦時中や戦後の
話を聞きます。両親がどんな
環境で育ち、どんな経験を
してきたのかを知ると、
「だから、こういう考え方を
するのかもしれない」と、
人格や価値観がつくられた
背景を想像できるようになりました。
だからといって、両親を
好きにならなければいけない
わけではありません。
嫌だと思う部分を、
無理に受け入れる必要もありません。
ただ、「そんな背景があるなら、
そうなるのも仕方ないよね」と、
その人をその人として認める。
すると、相手を変えたい気持ちや
反発する気持ちから少し離れ、
「親には親の人生があり、
私には私の人生がある」と
思えるようになります。
「知る」ことは、相手に
近づくためだけのものではなく
ほどよい距離をとるためにも
役立つのかもしれません。
家族が集まるこのお盆。
「昔はどんな暮らしをしていたの?」
と、ひとつ聞いてみませんか。
そこから、今までとは少し違った
家族の姿が見えてくるかもしれません。
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アイデアには賞味期限がある
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
先日、10か月前に参加した
フューチャーデザインを
テーマにした、
まちづくりワークショップの
振り返りがありました。
活動の中では、100年前の
地図を参考に街を歩き、
昔の風景と今を比べながら、
残っているものや変化した
ものを参加者同士で共有しました。
その振り返りを通して、
「アイデアにも賞味期限が
あるのかもしれない」と感じました。
昔のまま残っているものも
あれば、形を変えながら
受け継がれているもの、
そして新しい発想で生まれた
ものもあります。
きっと、その時代ごとに
「残すもの」
「変えるもの」
「新しく取り入れるもの」を考え、
選び続けてきたのでしょう。
これは職場でも同じです。
「今の若い者は」
「それは古い考えだ」と
感情で判断してしまうと、
大切な可能性を
見落としてしまいます。
社会人経験の長い人は、
若い人の新しい発想を
柔軟に受け止める。
若い人は、今まで続いてきた
やり方にも意味や意義が
あるかもしれないと考えてみる。
大切なのは、
新しいか古いかではなく、
そのアイデアが今の目的に
合っているかを客観的に
見ることです。
アイデアには賞味期限があります。
でも、そこに込められた
思いや本質は、形を変えながら
未来へ受け継いでいける
のではないでしょうか。
明日、職場や家庭で何か
「いつものやり方」
に出会ったら、一度立ち止まって
考えてみてください。
これは残すものだろうか。
形を変えるものだろうか。
それとも、
新しいアイデアと融合できる
ものだろうか。
その問いが、新しいアイデアを
生み出す第一歩になるかもしれません。
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人が話したくなる人と話せなくなる人の違い
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「話しやすい人」と
「話しにくい人」。
その違いは、話し方ではなく
「聞く姿勢」に
あるのかもしれません
20年ほど前、友人から
「郁代はいつも怒る
から言いにくい」と
言われたことがあります。
当時は驚きました。
怒っているつもりはなく、
相手のためを思って
話しているつもり
だったからです。
しかし、心理学を学んで
その言葉の意味が分かりました。
私は相手の話を受け止める前に
「だからダメなんだよ」
「こうした方がいいよ」と
自分の価値観でジャッジし
自分の正しさを伝えていたのです。
「人の話は最後まで聞く」
きっと誰もが知っていること。
私も聞いているつもりでした。
でも、無意識のうちに相手を
判断していたのです。
無意識だからこそ
自分ではなかなか気づけません。
この経験から学んだのは
自己開示は話す人の勇気だけで
生まれるものではないということ。
「この人なら話しても大丈夫」
という安心感が
人の心を開きます。
心理学を学び
それを仕事にしている今でも
「私は安心して話せる相手で
いられているだろうか」と
自分自身に問いかけています。
今週、誰かが話をしてくれたら
答えを返す前に
「そう思ったんだね」と
まずは受け止めてみてください。
その小さな積み重ねが、
安心して話せる関係を
育てていくのだと思います。
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『苦手な人』との向き合い方
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
社内の「厄介な人」と
どう向き合えばいいのでしょうか。
職場には、「話が通じない」
「言い方がきつい」
「いつも否定的」と感じる人が
いるものです。
そんな相手と接すると、
こちらまで感情的になって
しまうことがあります。
でも、そんなときこそ少し
立ち止まって考えてみて
ほしいのです。
「この人は、なぜこんな
言動をするのだろう。」
過去の仕事で大きな失敗を
経験したのかもしれません。
強い責任感から、つい厳しい
言葉になってしまうのかも
しれません。
あるいは、育ってきた
家庭環境の中で、自分を守る
ために身につけた接し方
なのかもしれません。
その環境では必要だった行動が
職場という別の環境では
人との距離を生んでしまう
こともあります。
もちろん、本当の理由は
本人にしか分かりません。
でも、背景を想像してみると
「そういう経験があったのなら
この言動にも理由がある
のかもしれない」と
自分の感情が少し落ち着いてきます。
感情が落ち着くと
「相手を変えよう」
とするのではなく
「自分はどう関わろうか」と
考えられるようになります。
相手を理解することは
相手を許すことではありません。
自分の感情を整え、より良い
関わり方を選ぶための第一歩です。
苦手だと感じる人を一人
思い浮かべ、
「この人にはどんな
背景があるのだろう」
と想像してみませんか。
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待つ力
おはようございます。
色彩メンタルトレーナーの
織部郁代です。
「早く覚えてほしい」
「早く一人前になってほしい」
指導する立場なら、一度は
そう思ったことがあるのでは
ないでしょうか。
もちろん、その思いは決して
悪いことではありません。
相手の成長を願っているから
こその気持ちです。
ただ、その思いが強くなるあまり、
つい教えすぎたり、実践している
途中で手を出してしまったり
することがあります。
「自分でやった方が早い。」
「失敗させたくない。」
「後でフォローする手間を減らしたい。」
そんな思いも、知らず知らずの
うちに"待てない理由"になって
いるのかもしれません。
でも、人は教えてもらったこと
よりも、自分で考え、試し、
失敗し、改善したことの方が
確かな力になります。
だからこそ、待つことは遠回り
ではなく、案外いちばんの
近道なのです。
待つためのコツの一つは、
「自分のものさし」で相手を
見ないことです。
自分にとって簡単なことでも、
相手にとっては初めて挑戦する
難しいことかもしれません。
経験も得意なことも違うのですから
「こんなこと簡単なのに」と
思ってしまうのは、自分の主観で
判断しているサインです。
「人は人、自分は自分。」
その意識を持つだけで
必要以上にもどかしさを感じる
ことは少なくなります。
もう一つ大切なのは
自分自身に余白をつくることです。
例えば、一週間で終わる仕事なら
数日の予備日を見込んで
計画を立てる。
また、「ここまでは本人に任せる」
「この日までにできなければ
自分がサポートする」という
ボーダーラインを決め、
あらかじめ相手と共有しておく。
そうすることで、焦りに
振り回されず、落ち着いて
見守ることができます。
待つことは、放置すること
ではありません。
「今はできなくても、経験を重ね
ればきっとできるようになる。」
そんな思いを、指導する側が静かに
心の中に持ち続けることです。
その気持ちは、あえて相手に伝え
なくてもいいのかもしれません。
人によっては期待として受け取り
プレッシャーになってしまう
こともあるからです。
人を育てるのは、教える力だけ
ではありません。
相手の可能性を信じ、成長する
時間を待てる力もまた、人を
育てる大切な力なのだと思います。
もし今、相手にもどかしさを
感じているなら、「待つ時間」
を自分のために
つくってみてください。
その小さな余白は
相手を育てるだけでなく、
きっとあなた自身の心も
育ててくれるはずです。
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